- 作品番号
- 17106
- 作者
- 作品名
- 蓮月肖像自画賛
- 作品詳細
「世のちりを よそにはらひてゆく末の ちよをしめたる やとの枩風」
紙本水墨淡彩 二重箱入 44×27 46×110cm 慶応3年(1867)77歳 少オレ
- 略歴
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幕末~明治の歌人。京都生。名は誠。伊賀上野城代家老職藤堂新七郎良聖の庶子といわれ、生後すぐに京都知恩院の寺士大田垣伴左衛門光古の養女となる。丹波亀山城主松平家に奉公。歌道を千種有功に学び、武芸にも長じた。夫との死別を経て剃髪し、蓮月尼と称した。養父を亡くして以降、京都岡崎・粟田・大原・北白川などを転々とし、急須・茶碗などを焼いて生計を立てた。その自作和歌を書きつけた陶器は「蓮月焼」と称される。富岡鉄斎は、蓮月尼老年の侍童であり、頼三樹三郎・梁川星巌・梅田雲浜や維新志士とも交流があった。明治8年(1875)歿、85歳。
- 価格(日本円)
- 売約済
- Item number
- 17106
- Artist
- Title
- Calligraphy (Waka) and Portrait
- Caption
- ink and light colour on paper
- Price(JPY)
- Sold out