- 作品番号
- 18091
- 作者
- 作品名
- 評周布生文
- 作品詳細
「評周布生文
上県大夫書
余閲館中諸君做此題凡三萹併兄作為四以余観
之其立言措辞並未得其肯綮兄作苦心具見然与
前三萹遂不見其甚軒輊是非諸君罪顧顕原假設
文何獨得真岩國之事誠有難言物有事体有流弊
有古格有近例有公議有私論凡此数者必洞察通
視断之以大義通之以至誠方始可言耳然未也有
其徳有其才而無其位則君子不敢言也但前数者
深思精究待用於他日是固志士之為而其確然有
定見諌諸同志納諸管事亦或忠臣之事也外是吾
不知其所謂矣今先生己名題課人是必有定見冝
叩而質之雖然大夫之称已不覚其甚当則所謂定
見物吾不能知也閏月初六松陰妄評」紙本 箱入 19×22.5 32×122.5cm 『吉田松陰全集』所載
- 略歴
幕末の思想家・勤王家。長州生。長州藩士杉百合之助の次男。山鹿流兵学師範吉田家を継ぐ。名は矩方、通称は寅次郎。別号に二十一回猛士。江戸に出て佐久間象山らに学び、安政元年、欧米遊学を志して下田の米艦に密航を企てるも失敗し投獄される。のち萩の生家に幽閉され、ここで松下村塾を開く。その門からは高杉晋作や伊藤博文、山県有朋ら維新の人材が多く出た。討幕論を唱えて再び投獄され、安政の大獄により刑死。安政6年(1859)歿、30歳。
- 価格(日本円)
- 2,500,000
- Item number
- 18091
- Artist
- Title
- Calligraphy
- Caption
- Materials : ink on paper
wooden boxed
Size : W 19 × H 22.5 cm (Image) ・ W 32 × H 122.5 cm (Mount)
Published in "The Complete Works of Yoshida Shoin" - Price(JPY)
- 2,500,000