- 作品番号
- W-165
- 作者
- 作品名
- 書割四季扇面
- 作品詳細
絹本着色 箱入 49.5×121 61.5×209cm 少ヤケ・微少傷ミ・微少汚レ
- 略歴
【川合玉堂】
日本画家。愛知県生。本名芳三郎。別号に偶庵。14歳で京都に出て望月玉泉に学び、のちに円山派の幸野楳嶺に師事。23歳で東京画壇に転じ、橋本雅邦に学び狩野派を極める。円山・四条派と狩野派を見事に融和させ、独自の画風を打ち立てた。横山大観・竹内栖鳳と共に日本画壇の三巨匠と呼ばれる。東京美術学校教授、帝国芸術院会員などを歴任し、昭和15年文化勲章受章。昭和32年(1957)歿、83歳。
【下村観山】
明治~昭和の日本画家。和歌山生。名は晴三郎。東京美術学校(現東京芸大)卒。狩野芳崖・橋本雅邦に学ぶ。卒業後同校助教授となった後、日本美術院創立に参加し、横山大観・菱田春草と共に活躍、またその再興にも尽力する。大正6年帝室技芸員。やまと絵、琳派、宋元画の手法を究めた。昭和5年(1930)歿、58歳。
【鈴木華邨】
明治~大正の日本画家。江戸生。名は惣太郎、通称は惣太郎。別号に華村、忍青、魚友。はじめ菊池容斎の高弟中島享斎に師事し、円山派を学んだ。花鳥山水画に優れ、内国勧業博覧会で花紋賞牌を受賞するなど、国内外から評価を得て活躍。また挿絵や陶磁器などの工芸図案でも知られる。門下に梶田半古ら。その作品の多くは大阪府池田市の逸翁美術館に収蔵されている。大正8年(1919)歿、60歳。
【寺崎広業】
明治~大正の日本画家。出羽秋田生。字は徳郷、別号に宗山・騰龍軒・天籟山人など。秋田藩の家老の家に生まれ、はじめ郷里で小室秀俊に狩野派を、のち上京して平福穂庵に四条派を学ぶ。南画家菅原白龍にも学び、王蒙に私淑するなどして明治期の南画に新風を吹きこんだ。岡倉天心らに従って日本美術院の創立に参加。東京美術学校教授、日露戦争時には従軍画家も務めている。大正8年(1919)歿、54歳。
- 価格(日本円)
- 450,000
- Item number
- W-165
- Artist
- Title
- Four seasons (fan motif)
- Caption
- Materials : ink and colour on silk
wooden boxed
Size : W 49.5 × H 121 cm (Image) ・ W 61.5 × H 209 cm (Mount)
Condition: slightly browned, slightly damaged, slightly soiled - Price(JPY)
- 450,000