- 作品番号
- W-219
- 作者
- 作品名
- 与真田幸良 省軒説
- 作品詳細
「省軒説
志欲遠大學欲篤實學不篤實則鶩乎虚遠而無功志不遠大則苟乎膚淺而無成故在
孔門面於顔子者為曽子而其言曰士不可以不弘毅任重而道遠則何無志之遠大也玉
其平日之所省則不過曰忠曰信曰習ゝ之者亦何其學之篤實也夫盡篤之謂忠實為
之謂信重為之裡習此界在朋友之交奨師弟援受之間而固飛謂甚高難行之事矣抑又
上事 両慈下待臣僚外接賓客内畜妃妾亦不過於盡心實這之二途則忠信尽之矣其遵乎
庭訓而■於考翼奉以周旋反復其逆是亦謂之重習可也悲而遠大之志弘毅之實羹存
諸此為則曽子之所省其可謂之約而有要為哉 松代世子顔其弦誦之所曰省軒覔
説於坦ゝ無他可道姑疏曽子之意以為説唯蘄 世子之自省其省也已
天保庚子穀雨節翌日 六十九老人藤坦拝攢」絹本 箱入 44×126 59.5×196.5cm 天保11年(1840)69歳 本紙微少ウキ・修復痕
- 略歴
幕末の儒者・漢学者。江戸生。岩村藩家老・佐藤信由の次男。名は信行・坦、字は大道、別号に愛日楼・老吾軒。大坂で中井竹山に学ぶ。林述斎について昌平坂学問所に入門、のちに塾長となり、山田方谷・佐久間象山・渡辺崋山ら多くの門弟を育てた。著書に『言志四録』等。安政6年(1859)歿、88歳。
- 価格(日本円)
- 250,000
- Item number
- W-219
- Artist
- Title
- Calligraphy
- Caption
- Materials : ink on silk
wooden boxed
Size : W 44 × H 126 cm (Image) ・ W 59.5 × H 196.5 cm (Mount)
Painted in 1840 at the age of 69.
Condition: slightly float, trace of repair on the image - Price(JPY)
- 250,000