- 作品番号
- 16102
- 作者
- 作品名
- 武陵桃源 唐韓兪「桃源郷」賛
- 作品詳細
「神仙有無何渺茫桃源之說誠荒唐流水盤迴山
百輔生綃数幅垂中堂武陵太守好事者題封
遠寄南宮下南宮先生忻得之波濤入筆駆
文辞文工画妙各臻極異境怳惚移於斯。架巌
鑿谷開宮室接屋連牆千万日嬴顛劉蹶了不
聞地坼天分非所恤種桃処惟開花川原遠近
蒸紅霞初来猶自念郷邑歲久此地還成家
漁舟之子来何所物色相猜更問語大蛇中断
喪前王群馬南渡開新主聴終辞絶共悽
然自說経今六百年当時万事皆眼見不知幾
許猶流伝争持午酒来相饋礼数不同樽俎異
月明伴宿玉堂空骨冷魂清無夢寐夜半金
雞啁哳鳴火輪飛出客心驚人間有累不知住
依然離別難為情船開棹進一回顧萬里蒼
蒼煙水暮世俗寧知偽与真,至今伝者武
陵人 栗山柴邦彦書」紙本水墨淡彩 含青邸箱書 二重箱入 48×176.5 62×229cm 本紙少オレ 山中春篁堂手紙入
- 略歴
【長町竹石】
江戸後期の画家。讃岐生。名は長・張、竹石は号。建部凌岱の門に学び、池大雅や沈南蘋の画風を慕い、一家を成す。山水を得意とした。釧雲泉・大窪詩仏等と親交する。野呂介石・僧愛石と共に、三石と並び称された。文化3年(1806)歿、49才。【柴野栗山】
江戸中・後期の儒者。讃岐生。名は邦彦、字は彦輔、通称を彦助。別号に古愚軒。昌平黌に学び、徳島藩に儒学者・侍読として仕える。のち松平定信に招かれ幕府に任官、朱子学振興に努め、寛政異学の禁を指導した。尾藤二洲・古賀精里と共に寛政の三博士と称される。文化4年(1807)歿、72才。- 価格(日本円)
- 売約済
- Item number
- 16102
- Artist
- Title
- The Peach Blossom Spring
- Caption
- ink and light colour on paper
- Price(JPY)
- Sold out