- 作品番号
- 17062
- 作者
- 作品名
- 三首和歌
- 作品詳細
「廿年丁亥十月晦
聖駕陪 徳川氏邸此日秋天
晴暉不物風塵
恩遇洽及於艸坐臣不堪其
昔之感竊作【同】歌三【章】皆述
志
物部安芳うら若き此松か枝も
大君の恵の露にみとり色そふ
みなもとの流れのすゑの末までも
此ミめくみを忘するなよゆめ
おいぬれと矢竹こころのかくそとは
射るやかふらのひゝきにそしれ」紙本 箱入 42.5×29.5 52.5×106cm 明治30年 74歳 本紙少シミ
- 略歴
幕末・明治の幕臣・政治家。江戸生。旗本勝左衛門太郎の長男。名は初め義邦、のち麟太郎、維新後は安芳、通称に安房守、海舟は号。島田見山に剣道を学び、さらに永井青崖について蘭学を修業、のち私塾を開く。軍艦奉行。大政奉還に尽力。維新後、新政府の海軍大輔・参議兼海軍卿・枢密顧問官となる。幕末三舟の一人。明治32年(1899)歿、77歳。
- 価格(日本円)
- 350,000
- Item number
- 17062
- Artist
- Title
- Calligraphy (Waka)
- Caption
- Materials : ink on paper
wooden boxed
Size : W 42.5 × H 29.5 cm (Image) ・ W 52.5 × H 106 cm (Mount)
Painted in 1896 at the age of 74.
Condition: slightly stained on the image - Price(JPY)
- 350,000