- 作品番号
- 18023
- 作者
- 作品名
- 寛永九年和歌懐紙
- 作品詳細
「寛永第九
光広
明わたる空にかくれる春とてや
としのをゆらくたちかへるらし
同
よるの雨やと朝立年の花曇
同
ちよもつむわかなは下ものなつな
哉
春とりそめてさらぬつまへに」紙本 冨有庵法橋箱書 46.5×33 58.5×121cm 表具少傷ミ 本紙少オレ・少虫穴 烏丸光祖極
- 略歴
江戸前期の公卿、歌人。烏丸光宣の子。慶長11年参議となる。14年女官との遊興事件に連座して官職をうばわれたが翌々年旧に復した。のち正二位、権大納言。和歌を細川幽斎にまなんで二条派歌人として活躍。書家としても知られる。書は上代様を基礎とし、本阿弥光悦の影響を受け、全体の流れの美に重点を置く。歌集に「黄葉和歌集」。古筆の鑑識にも長けており、古筆鑑定を業とした古筆家の初代・古筆了佐は光広から古筆の鑑定も学んだ。寛永15年(1638)歿、60歳。
- 価格(日本円)
- 売約済
- Item number
- 18023
- Artist
- Title
- Calligraphy (Waka)
- Caption
- Materials : ink on paper
wooden boxed (signed by Fuyu-an Hokkyo)
Size : W 46.5 × H 33 cm (Image) ・ W 58.5 × H 121 cm (Mount)
Condition: slightly damaged on the mount / slightly creased, slightly wormholes on the image
certification by Karasumaru Mitsumoto - Price(JPY)
- Sold out