- 作品番号
- 20084
- 作者
- 作品名
- 露宿紀文
- 作品詳細
「渓寒流涸見巌秀
夜気澄清明似昼
皂虎一声山■
震中天孤月小
如豆 驚誤作震安政丁巳六月十八日露宿紀文
山
夷州有猤獣春食牛馬或害人
蓋熊罷之入類也皂虎即予所名楳花散人煕[印]」
紙本 箱入 40.5×26 43×94cm 安政4年(1857)6月18日 39歳 少傷ミ・少ヤケ
- 略歴
幕末の幕臣。大目付堀利堅の子。初名は利忠。通称は織部。号は有梅、梅花山人。母は林述斎の娘。母方のおじに鳥居耀蔵、林復斎、従兄弟に岩瀬忠震がいる。老中阿部正弘に登用され、嘉永6年(1853)目付、ペリー来航の直前に海防掛となる。嘉永7年(1854)日露和親条約調印前に国境設定の調査として樺太・蝦夷地の巡回を行い、箱館奉行に就任。のち外国奉行、神奈川奉行を兼務し、各通商条約締結や横浜港開港に尽くした。万延元年(1860)プロイセン使節オイレンブルク一行と応接し交渉を主導するも、プロイセン側との秘密交渉が露見して幕府の追及を受け、条約締結直前に自刃を遂げた。万延元年(1860)歿、43歳。
- 価格(日本円)
- 250,000
- Item number
- 20084
- Artist
- Title
- Calligraphy
- Caption
- Materials : ink on paper
wooden boxed
Size : W 40.5 × H 26 cm (Image) ・ W 43 × H 94 cm (Mount)
Painted in June 18,1857 at the age of 39.
Condition:slightly damaged, slightly browned
Hakodate magistrate, Foreign magistrate
Patrolled in South Sakhalin (Karafuto Prefecture) - Price(JPY)
- 250,000