- 作品番号
- W-282
- 作者
- 作品名
- 尉姥画賛
- 作品詳細
「墨江樹色箋高砂躋海相
雪帯翠霞誰識老精為伉
儷千秋萬歳楽婆娑」絹本着色金泥 箱入 63×42.5 68.5×132.5cm 美品
- 略歴
【皆川淇園】
江戸中期の儒学者。京都生。淇園は号で、名は愿(げん)、字は伯恭、通称は文蔵。別号に節斎・有斐斎等。易学について研究を深め、「名」と「物」との関係を解釈する開物論を唱えた。「老子」「荘子」「列子」「論語」など多くの経書に対する注釈書を著す。文化3年には学問所弘道館を開き、多くの門人を輩出。詩文や書画にも優れた風流人で、山水画は円山応挙に劣らずと評されたほどであった。応挙・呉春・岸駒・長沢蘆雪らと交わる。文化4年(1807)歿、74歳。
【中村芳中】
江戸後期の画家。京都生。名は徳哉、別号に達々・方中・鳳中等。芳中は字とされる。生年は不明だが、江戸琳派の祖・酒井抱一とほぼ同時代人だと考えられる。はじめ文人画風の山水や指頭画を描いたが次第に琳派へ転じ、たらし込みを駆使した作品を描くようになった。木村兼葭堂の『兼葭堂日記』にその名が登場し、その交遊関係が知られる。大阪に住した。文政2年(1819)歿、享年未詳。
- 価格(日本円)
- 850,000
- Item number
- W-282
- Artist
- Title
- Takasago and Calligraphy
- Caption
- Materials : ink, colour and gold on silk
Wooden boxed
Size : W 63 × H 42.5 cm (Image) ・ W 68.5 × H 132.5 cm (Mount)
good condition - Price(JPY)
- 850,000