Otagaki Rengetsu / Tea bowl carved with Waka
- 作品番号
- 18033
- 作者
- 作品名
- 和歌彫内絵入茶碗
- 作品詳細
「世の中に 夏はなかれて いてつらん ひとり涼しき 山の下水 蓮月」
神光院光圓箱書 口径13×高4.5cm
- 略歴
幕末~明治の歌人。京都生。名は誠。伊賀上野城代家老職藤堂新七郎良聖の庶子といわれ、生後すぐに京都知恩院の寺士大田垣伴左衛門光古の養女となる。丹波亀山城主松平家に奉公。歌道を千種有功に学び、武芸にも長じた。夫との死別を経て剃髪し、蓮月尼と称した。養父を亡くして以降、京都岡崎・粟田・大原・北白川などを転々とし、急須・茶碗などを焼いて生計を立てた。その自作和歌を書きつけた陶器は「蓮月焼」と称される。富岡鉄斎は、蓮月尼老年の侍童であり、頼三樹三郎・梁川星巌・梅田雲浜や維新志士とも交流があった。明治8年(1875)歿、85歳。
- 価格(日本円)
- 売約済
- Item number
- 18033
- Artist
- Title
- Tea bowl carved with Waka
- Price(JPY)
- Sold out