陸軍軍人。山形生。関東軍参謀として満州事変と満州国建設を指揮したことで知られる。陸軍士官学校、陸軍大学校卒業。陸軍大学校教官などを歴任後、昭和3年(1928)中佐、関東軍参謀。板垣征四郎と共に満州事変、満州国建設を推進した。のち、東条英機と対立し予備役となる。戦史研究と日蓮信仰をもとに世界最終戦論を唱え、東亜連盟を指導した。昭和24年(1949)歿、60歳。