古陶磁の魅力に憑りつかれて何年の時を経たでしょうか。飽き足らずに今では穴窯を焚き、その出来具合に一喜一憂しています。この度は自作の酒器、茶碗、花器を中心に展示いたします。是非ご来場の上、「陶に遊ぶひと時」をお楽しみいただければと存じます。
初田幸隆 略歴:
1956年京都市伏見区生まれ。
教職に就き今年で39年目を迎える。現在は大学教員。
30才の頃から信楽焼や備前焼等、焼き締め陶に興味を持ち、六古窯等を中心に巡る。
40才の頃より古陶磁器に関心が移り、李朝ものや萩、唐津などを中心に、主に茶碗の蒐集を始める。またこの頃には赤楽茶碗などを作陶。
永らくの時を経て、2017年には蒐集した茶碗の一部を紹介し、更には鑑定結果を著した書「迷碗、凡碗、ガラクタ茶碗」を発刊。
この頃より穴窯での焼成にこだわり、作陶を再開。
この度、初めての個展となる「陶に遊ぶ」を古美術瀬戸にて開催する。
開催期間:2018年11月1日(木)-11月7日(水)
開催時間:10:30-17:30(初日は12:00から・最終日は16:00まで)