- 作品番号
- 18083
- 作者
- 作品名
- 宇治橋図
- 作品詳細
「汲上て世ゝ
こそめつれ 山ふきの
花のゝふかき うちの川水」紙本水墨 富岡鉄斎箱書 29×119 31×200cm 明治5年 蓮月82歳、鉄斎37歳
- 略歴
【大田垣蓮月】
幕末~明治の歌人。京都生。名は誠。伊賀上野城代家老職藤堂新七郎良聖の庶子といわれ、生後すぐに京都知恩院の寺士大田垣伴左衛門光古の養女となる。丹波亀山城主松平家に奉公。歌道を千種有功に学び、武芸にも長じた。夫との死別を経て剃髪し、蓮月尼と称した。養父を亡くして以降、京都岡崎・粟田・大原・北白川などを転々とし、急須・茶碗などを焼いて生計を立てた。その自作和歌を書きつけた陶器は「蓮月焼」と称される。富岡鉄斎は、蓮月尼老年の侍童であり、頼三樹三郎・梁川星巌・梅田雲浜や維新志士とも交流があった。明治8年(1875)歿、85歳。【富岡鉄斎】
幕末~大正の文人画家。京都生。名は猷輔のち百錬、別号に鉄崖・鉄史等。幼少より国学・漢学・詩文等勉学に励み、維新後には奈良石上神宮等の宮司を務める。田能村直入らと日本南画協会を設立、日本各地を旅しながら、深い学識に基づいた自由な作画活動を行った。帝室技芸員・帝国美術院会員。大正13年(1924)歿、89歳。- 価格(日本円)
- 売約済
- Item number
- 18083
- Artist
- Title
- Uji-bashi bridge
- Caption
- Materials : ink on paper
wooden boxed (signed by Tomioka Tessai)
Size : W 29 × H 119 cm (Image) ・ W 31 × H 200 cm (Mount)
Painted by Rengetsu at the age of 82 and Tessai at the age of 37 in 1872 - Price(JPY)
- Sold out