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- 18121
- 作者
- 作品名
- 冬日同詠五首和歌懐紙
- 作品詳細
- 「残雁 
 雲霧にみちまとひてや
 あまつ雁みやこの秋に
 をくれきぬらん- 冬月 
 木の間もるかけもさはらて
 庭の面の落葉かうへの
 月のさむけさ- 浦雪 
 浦風によせてかへらぬ
 波かともみしは濱辺に
 つもるしら雪- 神閑 
 とり〳〵のまゆみつきゆみ
 いつれにか神のこゝろも
 つきてひくらん- 述懐 
 ものことに人をかこつそ
 をろかなるまつしたかはぬ
 をのか心に」- 紙本 箱入 71.5×31 88×137cm 
- 略歴
- 江戸前期の公卿、歌人。烏丸光宣の子。慶長11年参議となる。14年女官との遊興事件に連座して官職をうばわれたが翌々年旧に復した。のち正二位、権大納言。和歌を細川幽斎にまなんで二条派歌人として活躍。書家としても知られる。書は上代様を基礎とし、本阿弥光悦の影響を受け、全体の流れの美に重点を置く。歌集に「黄葉和歌集」。古筆の鑑識にも長けており、古筆鑑定を業とした古筆家の初代・古筆了佐は光広から古筆の鑑定も学んだ。寛永15年(1638)歿、60歳。 
- 価格(日本円)
- 650,000
- Item number
- 18121
- Artist
- Title
- Calligraphy (Waka)
- Caption
- Materials : ink on paper
 wooden boxed
 Size : W 71.5 × H 31 cm (Image) ・ W 88 × H 137 cm (Mount)
- Price(JPY)
- 650,000
