- 作品番号
- 20072
- 作者
- 作品名
- 座右訓
- 作品詳細
「金を散するは易く金を用ゐるは難し金を用ゐるは易く人を用ゐるは難し人に克つは
易く己に克つは難し人を知るは易く己を知るは難し知るは易く悟るは難し人を壓するは易
く人を服するは難し愛せらるゝは易く敬せらるゝは難し肩を張るは易く腹を据うるは難し怒る者
は與みし易く笑ふ者は與みし難し運に乗するは易く運に甘するは難し女房孝行は易く親孝行は
難し世に榮ゆるは易く世を益するは難し命を棄つるは易く我を棄つるは難し事を成すは
易く志を成すは難し名を得るは易く名を遂くるは難し」紙本 箱入 34×135 45×193cm
- 略歴
詩人、評論家。高知生。本名は芳衛。東京帝国大学国文科卒。在学中から雑誌『帝国文学』の編集委員を務めて評論や詩を発表し、のち博文館に勤務するかたわら『文芸倶楽部』『太陽』などに随筆を書き美文家として知られた。終生酒と旅を愛し、晩年は青森県の奥入瀬蔦温泉に居住し、その地で没した。大正14年(1925)歿、57歳。
- 価格(日本円)
- 95,000
- Item number
- 20072
- Artist
- Title
- Calligraphy
- Caption
- Materials : ink on paper
wooden boxed
Size : W 34 × H 135 cm (Image) ・ W 45 × H 193 cm (Mount) - Price(JPY)
- 95,000