- 作品番号
- 21018
- 作者
- 作品名
- 垂枝桜画賛 長条幅
- 作品詳細
絖本着色 杉聴雨箱書 二重箱入 60×165.5 76×241cm 大正2年 世外77歳 本紙微少シミ
- 略歴
【竹内栖鳳】
日本画家。京都生。本名恒吉。最初は棲鳳と号す。別号に霞中庵。17歳の時に四条派幸野楳嶺の私塾へ入門。その才能を開花させ、楳嶺四天王の筆頭と呼ばれるようになる。京都府画学校卒。東の横山大観と並び称される京都画壇の重鎮である一方、後進の指導にも積極的に取り組んだ。画塾『竹杖会』を主宰し、門下には上村松園や西山翠嶂をはじめとして土田麦僊や小野竹喬、橋本関雪など、そうそうたる面々が並ぶ。昭和12年(1937)第一回文化勲章受章。昭和17年(1942)歿、78歳。
【井上世外】
井上馨。幕末~大正の政治家、公爵。長門萩藩士。号は世外・三猿、名は聞多。蘭学・砲術を修め、伊藤博文らとイギリスに渡航し、攘夷から開国倒幕派に転じた。明治維新後は参与、大蔵大輔、参議兼工部卿、外務卿などを歴任。のち伊藤内閣の外相・内相・蔵相などを務め、特に第1次伊藤内閣では外相として鹿鳴館に象徴される欧化政策を展開し、不平等条約の改正に奔走した。実業界では先収会社(のちの三井物産)の設立や鉄道事業などにも関与した。大正4年(1915)歿、81歳。
- 価格(日本円)
- 750,000
- Item number
- 21018
- Artist
- Title
- Weeping cherry and Calligraphy
- Caption
- Materials : ink and colour on satin
wooden boxed (double / signed by Sugi Chouu)
Size : W60 × H 165.5 cm (Image) ・ W 76 × H 241 cm (Mount)
Painted in 1913 at the age of 77 (Seigai).
Condition:slightly stained on the Image - Price(JPY)
- 750,000