- 作品番号
- 22032
- 作者
- 作品名
- かも川の云々 前詞入和歌
- 作品詳細
「かも川のほとりに 水せき瀧
おとし家居おかしう遊へひてす
めるは なにかしのたれとかいふめる
ことし長月の月のあかき夜 人々
そのところにゆきて やゝふくるまて
めてゝ 九月十五夜賞池中月といふ
を題にて みな詞つくりさす みつからも
つたなきやまとうたつらねすて侍しを
大拙翁わし給へりしうれしさ 何に
なそらへむものかは いてや其夜の
うたは
くれて行 秋まても
なうせきとめて
はけのもなかに
晨明の月」紙本 箱入 46.5×29 57.5×115cm 本紙少オレ 箱傷ミ
- 略歴
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江戸前期の書画家・石清水八幡宮社僧。摂津生。姓は喜多川、幼名は辰之助、通称は滝本坊、別号に惺々翁・南山隠士等。滝本坊実乗に真言密教を学び、滝本坊住持となる。のち退隠し、松花堂という庵を営む。近衛信尹・本阿弥光悦と共に寛永の三筆の一人。和歌・連歌・茶道にも通じ、また狩野山楽に画を学んで独特の清逸な水墨画を能くした。寛永16年(1639)歿、56歳。
- 価格(日本円)
- 売約済
- Item number
- 22032
- Artist
- Title
- Calligraphy (Waka)
- Caption
- Materials : ink on paper
wooden boxed
Size : W 46.5 × H 29 cm (Image) ・ W 57.5 × H 115 cm (Mount)
Condition: slightly creased on the image / slightly damaged on the box - Price(JPY)
- Sold out