- 作品番号
- W-18
- 作者
- 作品名
- 懸崖菊花図
- 作品詳細
「金華千点
暁霜凝獨
対壷觴又
不能己過
重陽三十
日至今猶
自待王弘」絹本着色 箱入 31×88 46×175cm 寛政5年(1793)20歳 本紙少オレ・微少ヤケ
- 略歴
江戸後期の大名。第五代備後福山藩主。江戸生。第四代藩主阿部正倫の三男。通称は運之助、主計頭。字は子純。号は棕軒、蕉亭、裁錦楼、棕雨書屋など。官位は対馬守、備中守。従四位下侍従。父の正倫の隠居により30歳で家督を相続する。奏者番、寺社奉行を経て文化14年(1817)老中に進む。藩財政の再建に努め、また鞆港(鞆の浦)の整備にも力を入れた。文教も奨励し、民間救済機関で文化教育に取り組む「福府義倉」を援助し、朱子学者菅茶山に歴史書「福山志料」の編纂を命じている。老中在職中、江戸の範囲を確定したことが知られている。和歌・書画を能くした。文政9年(1826)歿、53歳。
- 価格(日本円)
- 150,000
- Item number
- W-18
- Artist
- Title
- Chrysanthemums on a cliff
- Caption
- Materials : ink and colour on silk
wooden boxed
Size : W 31 × H 88 cm (Image) ・ W 46 × H 175 cm (Mount)
Painted in 1793 at the age of 20.
Condition: slightly creased, slightly browned on the image - Price(JPY)
- 150,000