- 作品番号
- W-119
- 作者
- 作品名
- 二月廿一日付否笠治左衛宛消息
- 作品詳細
「 以上
御書面具ニ拝見申候 藤兵衛
表臣時分注進可申候 数年
御執心不浅存候 其故ニ三段ニ
御進被成候 書物ハ今御手前
之書物を能あきらめ候て末ヲ
御沙汰可被成候 恐惶謹言
二月廿一日 重位(花押)
(端裏)
東郷肥前入道
否笠治左衛様 まいる人々御中 重位」紙本 箱入 36×25 51.5×119cm 本紙修復痕
- 略歴
安土桃山~江戸前期の剣術家。示現流の創始者。薩摩生。通称は藤兵衛。重位は諱。東権右衛門正直にタイ捨流剣術を学ぶ。天正16年(1588)薩摩藩主島津義久に従って上洛、滞在中に万松山天寧寺の善吉和尚に自顕流を学んだ。薩摩に帰国したのちに示現流を開いた。慶長9年(1604)藩主島津家久の御前試合でタイ捨流師範の東新之丞に勝利、その後は家久の剣術師範役となり、400石を得て坊泊の地頭職を勤めた。寛永20年(1643)歿、83歳。
- 価格(日本円)
- 1,200,000
- Item number
- W-119
- Artist
- Title
- Calligraphy (letter)
- Caption
- Materials : ink on paper
wooden boxed
Size : W 36 × H 25 cm (Image) ・ W 51.5 × H 119 cm (Mount)
Condition: trace of repair on the image - Price(JPY)
- 1,200,000